2015年4月14日火曜日

自転車で遊説するということ

今回の県議選で改めて違和感を覚えたことは、候補者本人が乗っていない選挙カーが非常に多かったこと、もう一つは当選した中に自転車作戦と称して本人は自転車に乗り後ろを選挙カーがついて回るという戦術を取った人がいたことです。
年頭のマニフェストでも自転車で回る約束をしましたが、改めて選挙カーを使わず自転車で遊説することへの思いを伝えておきたいと思います。

そもそも、選挙カーでの連呼は選挙にプラスになるでしょうか?
自分自身の選挙では極力抑えめに使っていましたが、市長選や総選挙さらには代議士の新春遊説で回った際に自分でマイクを持っていると、手を振ってくれる人がいると返礼したり手を振り返したりしているうちに気持ちが高揚してきて力が入る経験をしてきただけに、当事者関係者としての自己満足になるのは重々承知しています。
ただ、政策を訴えながら回るのは法で制限されているだけに、それが支持や理解につながるのか怪しいものですし、すでに支持を決めている人やこういう方法を好まない人からすれば単なる騒音に過ぎないことを、元代議士で今は一市民である山内康一さんが自省をこめて記しています。
それからすれば、本人は自転車で選挙カーが随行するスタイルは、騒音ばかりでなく交通の妨げを倍増させるやり方だけに、より害悪としか思えません。

これだけなら、選挙におけるプラスマイナスを候補者が判断して自己責任でやる/やらないを決めればいいことですが、選挙カーのレンタル料やガソリン代さらにはウグイス嬢の人件費まで公費つまり税金でまかなわれることなっており、せめて自転車や別動している時間分を差し引いて公費負担請求できればよいのですが、積算が一日単位になっているだけに、当然のように使った側は満額請求しています。
本来は、タクシー借り上げが認められているように移動のための交通費と選挙用拡声器は別立てなのですが、そこに移動中の連呼を認めていることによって、ウグイス嬢が必要になり本人は別の交通手段で支援者回りをするという今のスタイルがまかり通ってしまうわけですから、一番有効なのは連呼を禁止することだと思います。

そして、4年前の東日本大震災後の状況をふまえて、ムダなガソリンを使わない税金は少しでも復興に回してほしいという思いで自転車での遊説を決めた私は、その後誰よりも震災支援に取り組んできた経験と自負があるだけに、今なお復興への道遠しの現実を考えれば、今回はのうのうと選挙カーで遊説しようとは思えないのです。
ただ、さすがに寄る年波には勝てず、前回の6段変速のシティサイクルから24段変速のクロスバイクにグレードアップして体力の衰えをカバーしたいと思いますし、選挙後にはこのマシーンでサイクルツーリズムの活動にも参加したいと思っています。(カゴつきなのが、選挙仕様です)
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何といっても、前回は自転車遊説をした二人だけが落選となり、今回はもう一人の方が立候補しないだけに、今回はたった一人でのリベンジでもあります。皆さんにも、選挙カーの仕組みと私の思いをご理解いただきたいともいます。